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2013年5月29日 (水)

夏への扉

夏への扉 山下達郎

 って、動画を貼っていたら……YouTubeの動画が削除されていますね。

 ですが本題は山下達ちゃんじゃなくて、この曲の元になったハインラインの小説の方です。

 中学生の時に読んだ雑誌の(多分、小学館のボーイズライフだったと思います)SF特集記事に、お薦めとして紹介されていたのがこの三冊。

 渚にて ネビル・シュート
 トリフィド時代(トリフィドの日) ジョン・ウィンダム
 夏への扉 ロバート・A・ハインライン

 前の二冊 On Tri は、さっそく近所の本屋さんで文庫本を買って読みました。この本屋さん、役所を定年退職したご主人が奥さんと始めた間口二間半の小さなお店なのですが、おそらくご主人はSFファンだったと思います。なにしろ大きな書店にも置いてなかったアシモフの「空想自然科学入門」が置いてあり、この時代の有名どころSFが殆ど揃っていたという、SF大好き少年だった私には夢のような本屋さんでした。
 読んだのはずいぶん昔のことなので細かい内容は忘れてしまいましたが、「渚にて」での「日本人みたいに胸が小さくないわよ」というモイラの台詞と、「トリフィド時代」で、突然の再会に戸惑う主人公とヒロインに向かって「なにしてるの、早くキスしなさいよ」というスーザンの台詞くらいしか覚えていません。購入の前後に、映画化された作品がテレビ放映されたので、それも見ましたが、「渚にて」は良かったけれど「トリフィド時代」(映画のタイトルは人類SOS!)は、ちょっとね……。この映画の所為で、



 私はいまだに立葵がトリフィドに見えてしまいます。

 ちょっと脱線しましたが、「夏への扉」をすぐには読まなかったのは、本が置いてなかったと言うこともあるのですが、それ以上に紹介されていた内容が「友人と恋人に裏切られ全てを奪われた主人公」とあったからです。その前にベルヌの「アドリア海の復讐」を読んでいたので、これも暗くて重い話なんだろうなと敬遠したわけです。ホントは「渚にて」と「トリフィド時代」の方がはるかに暗くて重いのですが(^_^;)
 それからずーっとずっと後になって、フラリと立ち寄った古本屋で見たのがこのカバー。

Fukusima_2

 文庫本に関してはカバーが気に入ったら内容不問で購入するので、早速に購入して読みました。これって復讐譚なんかじゃなかったんですねー。主人公には復讐する気は全くないし。これなら中学生の時に読んでおけばよかった。ただし、主人公のリッキーに対する思い入れは読んだ時も今も同感できません。11歳だよ、リッキーって。ダンさん、あんた30でしょうが。
 で、最近この本の新訳が出ている事を知りました。どうやら完訳に近いらしいというので購入しました。新訳でリッキーに関する疑問も解けるかも知れない。

Obi

 読んだ感じは、映画に例えれば、新訳はオリジナル版で、旧訳は上手くカットされたテレビ放映版と言った感じ。私は旧訳の方が好みです。
 結果、リッキーはどうだったか?
 うーん、やはり11歳の女の子に対して結婚したいと思いたくなる気持ちがよく分からない。山下達郎や吉田美奈子さんのように、曲を作りたくなるほどはリッキーに思い入れできないよー。



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