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2018年12月

2018年12月31日 (月)

最後の買い物が届いた

 昨日Amazonで注文した商品が、今朝八時に到着……したらしい。速いというか、早い! 
 知らない間に宅配ボックス入っていたので、気づくのが遅れました。待っている間にパソコンで配達状況を見てみたら「配達完了」になっていたので「えーっ!」ですよ。ひょっとしてと思って集合ポストを見てみてら、朝早かったので連絡せずに宅配ボックスに入れたという不在票が入っていました。こんな事をするのはバイトの配達員かな? 届くまで出かけないで待ってたんだから、朝早くても構わないから電話くらいして欲しかったなー。沢山の荷物を抱えているから、急いで配達に廻りたいって気持ちは分かるけど。待ってた時間を損しました。

 そんなこんなで届いた今年最後のAmazonはこれ。
 CASIO 腕時計 AW-80V-5B メンズ 海外モデル [逆輸入品]
 レースカーテン UVカット 外から見えにくい 遮熱 洗える 省エネ
 カーテン 1級遮光 ドレープカーテン 防炎加工 日本製 断熱 保温 洗える

 腕時計は、コレを仕事用で使っていますが

 CASIO 腕時計 スタンダード AW-80V-3BJF メンズ

 デジアナって便利なので、同じものを普段用に購入しました。少し高いけど色は今回購入した海外モデルの方が好みです。

 まるでサスペンスドラマのタイトルのように長い名前のカーテンは、レースカーテンの方は少し丈が短くて、アジャスターフックで調節は出来るけどあと2cm程度長いほうがよかったです。
 厚手のカーテンの方は文句なしのぴったりサイズで、丈178cmというのはカーテンレールのリングから下までの寸法で、実際の丈は182cmです。前のカーテンが実寸で178cmだったので、この4cmの差が、今迄は見えていたカーテンレールより上の部分を綺麗に隠してくれます。前のカーテンがアイボリーっぽい色だったからそれに近い色でベージュを選びました。実際の色はAmazonの写真の色よりもう少し淡い色で、太陽光で見ると綺麗なベージュですが、室内灯ではバーバリーのトレンチコートのように艶があります。これはこれで気に入っています。一枚生地ですから完璧な遮光は出来ませんが、二枚合わせだった前のカーテンより遮光性は高いです。そうか、防炎加工ナシの方が¥1000安かったんですね。

 さて、今年も残り僅か。このブログに来て下さった皆様、一年間どうもありがとうございました。
 どうぞ良いお年をお迎えください。

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2018年12月30日 (日)

amazon prime

 本日は半年ぶりの大掃除で、張り切ってベランダ側の窓ガラスをガラスクリーナーで綺麗に磨いた……のですが、ガラスは綺麗になったけど、ついでにサッシのレールに溜まって黒くなっていたホコリやらゴミやらもブラシで綺麗に落として水で流したら、その水が跳ね返って厚手のカーテンとレースのカーテンに掛かってしまったようで、気付いた時は真っ黒に汚れが付いていました。急いで洗い流したけれど気付くのが遅かったので汚れはとれません。もう、ガッカリです。

 と言う事で、近所のお店にカーテンを買いに行ったら、そうです! 今日は30日。年末年始休業で店は閉まっています。行きつけのスーパー(ライフさん)で、以前はカーテンとか布団を売っていたけど、店舗大改装後は取り扱わなくなってしまいまして、これはもうAmazonで買うしかないかと。
 先日「今年最後のAmazonでのお買い物」と書きましたが、どうやらこれが「今年最後のAmazonでのお買い物」になってしまいました。
 ホントは今日中に欲しいけど、時間が時間なので当日便は無理です。明日の午前中なら料金追加で可能だけど、この際だからamazon  primeの無料体験に登録して無料で明日の午前中に配達してもらうことにしました。

 実は、今迄プライム会員になっても、配達のお急ぎ便や日時指定が無料になるだけだから会費を払ってまで登録することはないと思っていました。しかし、登録して分かったのですが、会員になると無料でPrime Videoの映画を観られたり、定額で音楽を聴き放題だったりと、特典がいっぱい有るのを知って驚きました。だって、無料映画だけでも新旧の、邦、洋画(字幕・吹き替え)、織り交ぜて約4000本。その中には買うつもりで「ほしい物リスト」に入れている「沈黙の戦艦」とか「ジャッジ・ドレッド」が入っているんですよ。他にも

 配送料・配送オプションが使い放題。
 映画などのプライムオリジナルコンテンツが見放題。
 最新ヒットソングや人気j-popが聴き放題。
 無制限で写真を保存しておけるDriveの利用可。
 注文から1時間で配送でサービス。
 等など。
 プライム会員でなければ購入出来ない激安商品もあります。

 年会費を¥3900取られますが、頻繁にAmazonを利用するなら、プライム会員になる事をおすすめします。あー、今迄損してたなー。無料体験が終了したら、そのまま本会員になろうと思います。って、放っとくと自動的に本会員になりますが。

 で、大掃除と正月の飾り付けが終わって、早速無料映画を観てみることにしました。
 あ! 書き忘れたけど、例年は12月31日まで仕事して1月3日から仕事という週休2日と同じシフトでしたが、今年は12月29日から1月3日までの6日間が休みです。何と! 6日も有るのです、6日も。だから大掃除が終わったら、のぉぉぉぉぉぉおんびり出来るのです。って事で、観るのならお正月だからほっこりした映画を観たいので「ニューヨーク東8番街の奇跡」か「幸せのレシピ」かな? で、今日は「幸せのレシピ」を、ホントはオリジナルのドイツ映画「マーサの幸せレシピ」の方が好きなんだけど、残念ながら置いてありません。キャサリン・ゼタ・ジョーンズもイイ女優さんだけど、この役はマルティナ・ゲデックの方が絶対に合っている。料理の映画だからって訳ではないけれど、こういう映画は大味なハリウッド映画より微妙な味付けのヨーロッパ映画の方がいいと思うし、オリジナルの舞台になっている寒いドイツと暖かいイタリアが出てこないと隠し味が分からない。
 それはさておき、Prime Videoは初めて観ましたが、画質がとても綺麗です。昨日、正月なので久しぶりに娯楽時代劇を観ようかと、GYAO!ストア(有料)で「海賊八幡船」を購入して観ましたが、これが何とも画質が悪くて。オリジナルサイズが530px×230px位で、しかもこのサイズで既にボヤけている程度の低画質なので、24インチのモニターでフルスクリーンにするとボケボケの大ボケで観られたものではありません。
 しかしPrime Videoはフルスクリーンで観てもボケる事はなく、クッキリスッキリで綺麗です。いや、これはイイです。これなら年会費を払っても、充分ペイ出来ます。んで、 「宇宙戦艦ヤマト2199(TV版) 」を、最終話まで観てしまいました(^_^;)
 リアルタイムでオリジナルを観た私としては、今回のリメイクの制作スタッフさんには感謝です。いやー、いい仕事されています。

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2018年12月24日 (月)

今年最後のお買い物(多分)

「今年最後のAmazonでのお買い物」が正しいタイトルですね。
 今回購入したのは、
 AVALON HUCKLEBERRYのウエストポーチ
 Zerhuntのハンディクリーナー
 フェニックス一輝のショルダーポーチ
 SHUREのヘッドフォン
 そして定番、コロンブスの防水スプレー アメダス

 HUCKLEBERRYのウエストポーチは、仕事用として愛用していたけど生産終了になってしまったロゴスのウエストポーチの代替えとして、数年前から使用しています。今入手可能で安価な物の中ではコレが一番使いやすい。あちこちの日曜大工センターにコピー商品が置いてあるけど価格は本家と変わらないです。

 Zerhuntのハンディクリーナーは、机周りや台所での、ちょっとしたゴミやホコリ取り除くのに、いちいち掃除機を取り出して、電源入れて掃除してというのが面倒で、ずっと前からコードレスのハンディクリーナーが欲しかったので購入。ちょっとしたゴミ取りなので、大した性能は必要ないから、安価なモノを選択しました。が、注文した後で、同じ価格帯でスタンド付属の、Holife のハンディクリーナーの方が良かったかなとチョット後悔です。それに、使用中に不用意にスイッチが入ってしまう(前ではなく上を照らす)LEDライトが付いている理由が不明。500円玉を軽々と吸い込んでくれるので、吸引力に不満はありません。なので、ま、良しとしましょう。

 フェニックス一輝のショルダーポーチは、それまで愛用していたUNITED CLASSYのショルダーポーチのチャックが壊れたのでAmazonで検索して某ショップで購入したら、注文受付完了のメールが届いた後、何日経っても発送準備中のまま梨の礫、そしてイキナリ「在庫切れで再入荷に時間がかかります」のメールが届き、入庫待ちますと連絡したら勝手に購入キャンセルとされた商品の代替えです。購入注文を受けた時点で在庫の有無が分かっているのに、そのまま注文を受けた事に憤りを感じます。調べてみるとUNITED CLASSYの「cha51-81」は生産終了しているから「再入荷に時間がかかります」もクソも無いと思うのですが。と言う事で、似たようなポーチを探し、別のショップで購入したこの商品は「cha51-81」より少し大きくて、素材もゴワゴワでゴツイのでチョット使いにくそうな気がしますが、取り敢えずは使ってみることにします。

 SHUREのヘッドフォン。型番はSRH440-A。
 コチラの記事に書いたように、余り物PCのUbuntu機で使っているSONY MDR-XD200(メインPCのWindows機はSONY MDR 1RM2)が、記事を書いた時より更に傷んでしまいました。

Xd200 Xd200_2

 ま、十年以上使っているから仕方ありませんが、ドライバーユニットは大丈夫なので音は綺麗に再生出来るけどヘッドバンド部が欠けたり、イヤーパッドが布状になって破れてきたりと、悲惨な状態になったので、新しく購入することにしました。
 ネット検索してみると、何と! AmazonでSONY MDR-XD200の新品が売られていました。しかし価格が……¥15800ってのはベラボウでしょう。あと200円足せばSONY MDR-CD900STが買える。中古品の¥3980も私が新品で買った時の価格より高い(笑)
 それはさておき、購入候補として最初はaudio-technicaのATH-MSR7 GMが好みのデザインでイイなーと思っていたけど、考えてみれば、サウンドボードを挿しているWindows機と違ってUbuntu機はオンボードのサウンドチップだし、聴く対象もネットから拾ったものがメインなので、いくら良い製品を買っても音源以上の音を再生してくれる訳ではなからそれほどのモノは必要ないと思い直し、ネットで評判が良くて安いSRH440-Aに落ち着きました。そう言えば、audio-technicaもSHUREも私にはレコードカートリッジメーカーとしての記憶しかありませんでした。
 SRH440-Aは、高音寄りの明るい音で低音もそれなりにしっかり出ています。Ubuntu機には安価なスピーカーを繋いでいるので、イコライザーで低音と高音を上げていましたが、逆にこれが不自然に聞こえてしまい、イコライザーをオフにしました。イコライザーを入れないフラットな状態でも、何の不満もない綺麗な音で再生してくれます。なるほど、ネットでの評判がイイのも納得です。
 私の場合は、ヘッドフォンを掛けた時、スライダーを伸ばさない状態で丁度いいのですが、それだと頭頂がチョットキツイのでスライダーの目盛り2に伸ばしています。これだと、長時間の使用でも耳や頭頂部が痛くなったりはしません。と言うか、コレを書いている間ずっと装着していますが全く気になりません。ただし、夏になると蒸れるかも知れないという気はしますが。

 コロンブスの防水スプレーについては、今更言う事はありません。百均や大工センターで売っている安い防水スプレーとは雲泥の差です。小雨程度なら服の表面から水滴がコロコロとこぼれ落ちるのは、見ていても気持ちがいいです。420mlのまとめ買いは4本以上なら1本あたり¥1300台でお得ですが、まとめ買い3本と、まとめ買い2本では、1本買いの方が安い! という不思議な価格設定。

 と言う事で、今年Amazonで買いたいものは、もう無いかな……と。

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2018年12月18日 (火)

暖中、メガネを取りに行く

 気温は十二度。メガネを作りに行った日の六度と比べると、ダントツの暖かさです。
 新しいメガネに眼が慣れないせいか、見え方に何となく違和感が有ります。今迄見えなかった路面の高低差がちゃんと見えるのは驚きでした。
 帰りにクジ屋さんで「えっ、十枚ではないのですか?」と言われたけれど「百枚買っても千枚買っても当たるのは一枚だけだから」と言って、年末ジャンボを一枚だけ購入。ついでに、仕事用のスニーカーを一足購入。毎度おなじみアシックス JOG 100 のスーパーワイドモデルです。前回購入時はグレーが品切れでホワイトを、今回はグレーが品切れでブラックを購入。とにかく丈夫で、仕事で毎日十時間以上履いて、二年は楽に保ちましたから、生産国が前回のベトナムから今回はカンボジアに変わっているのが気になる所ではあります。

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2018年12月11日 (火)

寒中、メガネを作りに行く

 今年の八月に、メガネの右側のテンプル(つる)とリムを繋いでいるヒンジがポロッと取れたと言うか、折れてしまいました。
 視力は裸眼で0.7なので、安全のため夜間運転する時だけメガネを使用しています。左眼が乱視だし。
 が、数年前にメガネをシートの上に落とした事に気付かず、そのまま座ってしまい、リムは無事でしたが、ブリッジもテンプルもグニャグニャに曲げてしまいました。幸い、購入店さんが何とか修正してくれたのですが、よく直ったと感心する位ひどい状態だったモノを直してもらったので、その時ヒンジとリムの接合部の強度が落ちたのだと思います。
 で、そのまま使っている内に、とうとう限界を超えたんですね。メガネをかけて運転中に何の前触れもなくイキナリ、右側のヒンジがポロッと外れてテンプルが落ちてしまいました。左側は無事だったのでメガネが外れる事はなかったけど、いや焦りました。
 とりあえずは、夜間は左側のテンプルだけのメガネで運転をしていましたが、段々と陽が短くなるにつれ、メガネを使用する時間が長くなり、このままではマズイので、新しくメガネを作る事にしました。

 一週間前は気温二十三度だったのに、今日の気温は六度。寒い中、例によって自転車で眼鏡屋さんへ。前回と同じ眼鏡屋さんへ行ったので、前回の検眼データが有りますから、同じレンズでしたら検眼せずに即作成できますが、チョット右眼の視力が落ちている気もするのも含めて気になることが有ったので再度視力検査をしてもらいました。

 私の利き目は右目ですが、今回の検眼では視力も含めて右目より左目の方が性能が良い(笑)と言われました。例えば視点を移動させた時、左目は瞬時にピントが合いますが右目は一瞬遅れるのです。左右同じ視力に矯正しても、左目のほうがよりクッキリスッキリ見えます。同じ速度で走っても軽トラと排気量が大きな乗用車とでは、乗り心地や走りが違うのと同じです。それに、最近気付いたのですが、同じ対象物を見ても左右でその位置が違って見えるのです。これは上下斜位といって、プリズム矯正という方法で矯正出来るのだそうです。
 と言う事で、年齢的にガタが来ている目なので、無理しない程度に矯正してもらいました。ただし、プリズム矯正のレンズは特殊加工なので出来上がりは一週間後です。それまで左のテンプルを折らないように気をつけなくてはいけませんね。

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2018年12月 8日 (土)

道場破り

 と言う事で、山本周五郎さんの「雨あがる」と続編の「雪の上の霜」を元にした時代劇映画「道場破り」のDVDです。

1964年 松竹映画
原作:山本周五郎「雨あがる」
監督:内川清一郎
脚本:小国英雄
撮影:太田喜晴
美術:大角純一
音楽:佐藤勝
三沢伊兵衛:長門勇
大庭軍十郎:丹波哲郎
妙:岩下志麻
小室千草:倍賞千恵子
小室帯刀:宮口精二

 2000年の小泉堯史監督の「雨あがる」が、原作に沿ってつくられた本格時代劇だったのに対し、こちらは原作のおいしい設定だけを抜き出してつくられた、「原作とはチョット違うかな感満載」の娯楽時代劇です。長門勇と丹波哲郎とくれば「三匹の侍」なので、三沢伊兵衛が桜京十郎に見えてしまうのは私だけではないと思います。制作側もそれをねらってのキャスティングかも知れないけど、原作の三沢伊兵衛とはイメージが違う。とは言え今ではもう、こういう時代劇は作れないから、古き良き時代の映画としては見ていて楽しいです。
 原作の「おたよ」は小泉堯史版では「たよ」そして「道場破り」では「妙」と変わっています。名前はどうでもいいんですけど、予告編にあった、妙さんの「あなたもわたしも、このままでいのです」というセリフが、本編でカットされているのは解せない。このセリフの有る無しで二人の先行きが決まってしまう一番大事なシーンでしょう。小泉堯史版では、たよさんがモノローグで「わたくし、このままでもようございます」というシーンが、永井和泉守が馬で後を追ってくるシーンの間に入っています。士官出来なくてもあなたといるだけで幸せだというたよさんの気持ちですね。そしてもう一つ、原作にも小泉堯史版の「雨あがる」にもあったラストの、伊兵衛の口癖を真似てたよさんが言う「わたくしは元気ですよ。と言ってもいいと思います」のセリフも入れて欲しかったなー。これ、たよさんの可愛らしい茶目っ気を表現したいいシーンだと思うのですが。
 とは言え、チョット違うのではないかと思っていた「妙」と「千草」のキャスティングは、演じた岩下志麻さんの楚々とした美しさと、倍賞千恵子さんの凛とした美しさを見ることが出来、いい意味で期待を裏切られてめっけもんでした。宮崎美子さんが演じた、元気いっぱいの「たよ」も良かったけど、チョット儚い感じがする(まだ可愛らしさが残っている頃の)岩下志麻さんの「妙」も良かったです。昔の女優さんって、ヤッパいいなー。

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2018年12月 4日 (火)

書籍購入その3 米の島

 集英社刊 宮本徳蔵 「米の島」

 一年ほど前、ネットで「慶長遣欧使節」を検索中に、1996年度ミス・スペインのマリア・ホセ・スアレスさんが「慶長遣欧使節」の一人の十数代目の子孫と知った作者が、彼女をモデルとして書いた小説が紹介されている記事を見つけAmazonの「ほしい物リスト」に入れていました。それが「米の島」です。
 ただ、小説の紹介文には

日本人を先祖にもつ美人女子大生マリアが、憧れの日本で、四百年前の若者と一瞬の恋に落ちる。時を超え、海を超えて、スペインと日本を結ぶ不思議な糸。男女の愛を通して描く悠大な歴史幻想小説。

自分の遠い祖先は、日本からやって来たのだと、祖父のフアンから聞かされて育ったマリア。花も盛りの十九歳。ミス・スペインに選ばれたことがきっかけで、日本へ。サムライに会いたい!というのが彼女の夢であった。憧れの国・ニッポンで、マリアは、南欧風美貌の青年・天笠軽之介に出会う。そして、…新境地を拓く歴史幻想小説。

 と書いてあったので、この題材を使うなら冒険小説にすればいいのに、と購入を躊躇していました。その後、ネットで「天の女王」のレビューを発見しまして、ハモンド・イネスをはじめとした冒険小説大好きの私としては、こっちを先に読みたくて「米の島」購入はその後になりました。
 「米の島」は、読んでみると、幻想小説と言うか何と言うか、ヒロインのマリア・ハポン・スアレスが出てくるのは最初と最後だけで、メインはマリアが出会った「南欧風美貌の青年・天笠軽之介」のお話なのですよ。「天笠軽之介」という、いかにも怪しげな名前で分かる通り、彼は400年前の人物です。紹介文にも書かれているので読む前からバレてますが、彼はスペインから来た船乗り兼船大工の「ゴンザレス・エレラ(天竺権三郎)」と日本人「波女」との間に生まれた子供なのです。しかし、その400年前の人物である「天笠軽之介」との出会いと別れが、読んでいてちっとも幻想的ではない。私は冒険小説大好きですが幻想小説も好きです。特に、作者もタイトルも忘れましたが、路地裏の奥に有る潜戸を見つけた主人公が、その向こうで出会った女性に心惹かれ、もう一度逢いたくて潜戸のあった路地裏に行ってみると、そこに潜戸は無く彼はずっと潜戸を探し続けている話が大好きでした、ってコレ小説じゃなくて「笑うセールスマン」だったかな? ま、いいや、とにかく幻想小説は雰囲気が大事なんですよ。マリアが「スペイン村」に着いてからの描写が日常的で、「天笠軽之介」と出会うシチュエーションも日常的過ぎて、そこから幻想の世界に入る事が出来ません。現在の人間ではないとネタバレしているんですから、これはマリアが夢をみているのか、空想しているのかのどちらかだと思ってしまいます。だったら、変に夢オチみたいな幻想小説にせず、マリアが日本で出会ったのは、「カルロス・エレラ(天竺軽之介)」の400年後の子孫で、二人でお互いのルーツを探す、という方がシロートの戯言ですが面白いと思うのですが……って、あ! その設定で舞台をスペインにした冒険活劇が「天の女王」だ! そう言えば出てくるモチーフは似ている。まさか鳴神響一さんがコレをお読みになって「オレならこう書く」って思われたって事はないですよね。
 表題の「米の島」は日本の事かと思っていましたが、違っていました。
 優しい文体なので、アッという間に読み終えます。

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2018年12月 1日 (土)

書籍購入その2 雨あがる

 で、お次は「雨あがる」です。
 作者は山本周五郎さん。藤沢周平さんと並んで大好きな作家さんです。一時期ハマって、古本屋の文庫本棚で「扇野」とか「四日のあやめ」とか、山本周五郎さんの著作を片っ端から買い漁って読みまくりました。
 久々に購入した文庫本には表題の「雨あがる」の他に「深川安楽亭」「よじょう」「義理なさけ」「雪の上の霜」の計五編が収録されています。
 全て有名な作品ですが、全て未読です。ただし、「深川安楽亭」は、フジテレビが金曜日に放送していた「時代劇スペシャル」という番組で見ました。たしか、仲代達矢主演で、これは面白かった。(同じ番組で藤沢周平の「消えた女」を見た時はテレビを殴りたくなった。伊之助が中村梅之助って、おいコラ、梅之助の「遠山の金さん」は大好きだけど、伊之助はもっとシャープなイメージの男だよ。涙が出るほど素晴らしい原作のラストが……あ、余計な話でした)「よじょう」は、TBSの「仇討ち」という仇討ちがテーマの時代劇ドラマで(コチラの主演は田中邦衛さん。これも面白かったです)そして、「雨あがる」は小泉堯史監督の映画で見ています。見たのはずっと昔だけど、どれも面白かったのでいつかは原作を読んでみたいと思っていました。
 読んでみて分かったのは、小泉堯史監督の「雨あがる」は、ほぼ原作通りだったことです。原作は映画よりも飄々として軽いので、これを映画として見ごたえの有るものにしたのは脚本かな?。とにかく、映画を先に見ていたので「三沢伊兵衛」は「寺尾聰」、「おたよ」は「宮崎美子」を連想して読みました。ちなみに、この映画で「宮崎美子」さんがさりげなく指ぬきを外す所作を見た時に、あ、この人こんなに上手い女優さんだったんだ、と見直してしまいました。
 でも、私は続編の「雪の上の霜」の方が面白かったです。「雪の上の霜」の「たよ」さんは、茶目っ気があってすごく可愛いです。
 「雨あがる」は映画化されていますが「雪の上の霜」はされていないだろうなー、と思っていたら何と! 小泉堯史監督の作品は二度目の映画化(テレビドラマ化は沢山ある)で、最初は内川清一郎監督で、1964年に松竹から「道場破り」というタイトルで映画化されていて、「雨あがる」と「雪の上の霜」が原作らしい。ネットで検索してみると「雪の上の霜」に出てくる「千草」役で「倍賞千恵子」さんの名前がクレジットされている。これはチョット見てみたい。しかし……「三沢伊兵衛」が「長門勇」で「たえ」=「妙」は「岩下志麻」……うーん、チョット違うかも。
 取り敢えず「道場破り」のDVDを、購入〜。

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