2017年10月10日 (火)

レンタルDVD その2

 さて、押井守の「ガルムウォーズ」です。ホントは観たのはこっちが先ですけど。
 実は押井守の映画で好きなシーンは、眠くなるシーンなのです。
 例えば「ケルベロス」の唐密の後ろ姿が延々と続く台湾の下町風景。
 例えば「アヴァロン」で繰り返し出てくる電車に乗って帰宅するシーン。
 川井憲次の音楽の良さも相まって、とても心地良いのです。だから眠くなる。
 しかし最近見た「パトレイバー」もそうですが、この「ガルムウォーズ」では眠くなるシーンが有りませんでした。だから退屈なシーンは飛ばしてしまう。
 最初からCGの戦闘シーンが続きます。食傷気味のCG戦闘シーンはもういいので、タイトルバックまで飛ばして観ていたら、どうやらそれまでに出て来た会話が重要だったようで最初から観直しました。
 しかし、辛い。何がって、脳細胞が再生を停止し、後は減少していくだけのオジサンには、出てくる固有名詞を覚えられない。よく小説や漫画に付いている相関図が無いと、サッパリ分からない。市販のDVDには付いているのかも知れませんがレンタルだから在るのはディスク一枚だけ。
 仕方がないので相関図を作り、また最初から観直しました。
 ガルムウォーズの世界はこうなっているのかと、何となく理解。
 う〜ん。しかし、それでも説明不足でまだ分からないところが有る。
 これって、乱暴に言うと自分探しのお話ですよね。だからCG戦闘シーンなんかチャチャッと済ませて、早く本題に入ってくれればいいのに、四人と一匹が旅立つまでが長い。出発したらあっという間に目的地ドゥアル・グルンドに着いてしまいます。
 眠くならなかったのもそうですが、押井守お得意の決めのシーン、というか無駄にカッコイイシーンがここまで出てこなかったけど、森の中でやっとそれっぽい場面が出てきます。後、気に入ったのは、巨人によじ登ったスケリグが、バイザーを上げて下に居るカラをチラッと見るシーンです。スケリグはカラのために死ぬ気なんだと一瞬で判りました。この映画唯一のいいシーンです。
 押井守の映画は実写しか観ていませんが、絵が綺麗なんですよ。しかし、この映画では綺麗な絵が出てきたのはドゥアル・グルンドに着いてからだけです。ここでやっと「あー押井守の映画だ」と思うことが出来ました。
 ネタバレになるので、その後の展開は書きません。
 ま、押井守の作品ですから話なんてどうでもいい訳で、世界観が気に入ったら実写シーンの絵の美しさと川井憲次の音楽の良さを楽しめればそれで宜しいのではないかと思います。相変わらずコスチュームデザイン(ASSAULT GIRLSっぽい)はいいのですが、ラストがこれじゃカラは救われないよね。

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2017年10月 9日 (月)

レンタルDVD その1

 久しぶりにレンタルDVDを借りて観ました。
 今更ですが、借りたのは庵野秀明の「シン・ゴジラ」と押井守の「ガルム・ウォーズ」
 まずは「シン・ゴジラ」の感想。
 アレ? コレって有川浩の「海の底」に似てね? 以上、終わり。
 って、それじゃ身も蓋もないので、もう少し感想を。
 最初のプレジャーボートのシーンは伏線なんですね。そのオープニングから面白かったです。その後は会議のシーンが延々と続きます。しかし、テンポよく進んで全くダレない。脚本、演出がいいんですね。この辺のドタバタを観ていると文庫版「海の底」90ページ、国は現地対策本部の設置を即時決定したのだろう? という質問に、明石警部の「聞いて驚け。ありがたくも内閣官房総出で事件の名称を考えて下さってる最中だ」という嫌味たっぷりのセリフを思い出しました。「海の底」は災害現場主体の描写ですから政府がどう動いているか分かりません。「シン・ゴジラ」を観て、あー多分レガリス出現に対してはこんなやり取りが有ったんだろうなと。
 やがてゴジラ(この時点では名称は決まっていない)が出現。ココからは身を乗り出して観ました。はい。蒲田のシーンも、「海の底」を映像化したら、こういうところをレガリスが這い回っているのかと(舞台は横須賀ですけど)そっちの方へ考えが行ってしまいます。
 ですが、石原さとみが出てきて英語混じりのセリフの聞いた途端、身を引いてしまいました。テンポは相変わらず軽快ですが、ここから東宝お得意のメーサー路線にカラーが変わってしまいます。今回使うのはメーサー砲ではなくポンプ車ですが。
 その後の展開も「海の底」に似ています。スケールは違うけど、方やゴジラ退治で国連軍が東京に原爆を落とす前に何とかしようと主人公達が頑張ります。方やエビラじゃなくてサガミ・レガリス退治で米軍が横須賀爆撃を実行する前に何とかしようと、主人公達(警察側の)が頑張ります。
 でも、私には「さとみ」より「のぞみ」の方が人間味があって魅力的でした。って、「海の底」を読んでいない方には分かりませんね、ゴメンナサイ。
 とは言え「シン・ゴジラ」は面白かったです。内容もそうですが、安易なお涙頂戴や薄っぺらな感動路線に走らず、ラストのスタッフロールで虫唾が走るタイアップソングを流さなかったのは立派です。それだけでも評価に値します。ただ、ゴジラ自体の存在感は薄かったです。多分やろうと思っていても出来なかったのだと思いますが、ゴジラによる人的被害のシーンはマンションが倒壊する時だけで、それも悲惨な演出ではありません。だからゴジラ=核の恐怖感が伝わらない。そこが残念。

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2017年9月18日 (月)

GUNHED

 押井守の「ガルム・ウォーズ」を検索していて、偶然見つけた動画です。
 いやー、コレは懐かしい!
 GUNHED
 1989年度の東宝映画。


Watch GUNHED in 映画  |  View More Free Videos Online at Veoh.com

 制作発表時からウォッチしていましたが、残念ながらリアルタイムではなく、レンタルビデオで観ました。
 主役が高嶋政宏ってのがチョットですが、この映画は当時の日本映画とは思えないほどメカや装備に(だけ)は凝っています。それぞれの登場人物が持っている武器の選択もなかなかのモノです。ただし、撃ち方はイマイチですね、銃が軽く見えてしまいます。脚本と監督以外のスタッフさん、例えば美術さんとか衣装さんが頑張ってくれているので、お話はスカですが雰囲気(だけ)は抜群です。だから、セブンの再登場場面で思わず? となってしまいました。だったら最初からパイプを使えよって。でもそれをやるとGUNHED要らないもんね。一番残念な事は、この手のアクション映画では、ヒロインが着ている服が話が進むに連れて破れていき露出度が高くなるのがお約束なのです(ゼイラムシリーズの森山祐子しかり、ギャラクシー・クエストではシガニー・ウィーバーでさえも、新しいところではジュラシック・ワールドでブライス・ダラス・ハワードもしっかりお約束を守っています)が、ブレンダ・バーキさんは最後まで登場時と同じ衣装です(-_-)
 それにしても、GUNHEDが二足歩行ではなく車輪で移動するように設定したのはどうしてだろう? ミニチュア特撮なので無理だったのか? ロボット大戦なんて言うから期待してたんですよGUNHEDの二足歩行。
 このメイキングを見てその疑問が少し解けました。
 下敷きがサハラ戦車隊だったのですね。なるほどね。



 検索したら、当然Blu-rayは出ていないけど、DVDも廃盤になっていました。Blu-ray出してくれませんかね?

 この動画もその内削除されてしまうのでしょうか?

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2016年7月20日 (水)

チコと鮫 その3

 有り難いことに沢山のアクセスを頂いている記事「チコと鮫」を久しぶりに開いてみたら、何という事でしょう! リンクさせていたYouTubeの動画が削除されていました。

Youtube1_001

 だーかーらーティタヌスさんでDVDを出して下さいよ絶対買いますから、と言いたいのですけど無理でしょうね。あ、ティタヌスは「チコと鮫」を制作した映画会社さんです。他にも「太陽がいっぱい」とか「山猫」とか、オジサン世代には懐かしい映画が沢山あります。下のオープニング画像に名前が入っていますね。
 何時かは削除されるだろうと思っていましたが、実際に削除されると(これで二回目ですね)ガッカリしてしまいます。動画を目的でこの記事にアクセスして来られた方にも申し訳ないです。
 と、いう事でYouTubeのようにダイレクトにこの記事で観ることはできませんが、別の無料動画サイトへのリンクを貼っておきます。

www.ex.ua/99974617
※あ~ぁ、残念な事にこのサイトも閉じられています(2016/12/31)
※2017/01/02追記
と言う事で、宜しければコチラ→
Ti Koyo e il suo pescecane

 同じ画面を比べてみると
 上から順に、旧YouTube、新Youtube(Rai.TV)、 SHOWBIZ.UA 。

Ti_koyo_0001

Ti_koyo_0002

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Ticoyo_1

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 グリーンだと思っていたディアナの水着が実はブルーだったり、エア・タンクに黄色のラインが入っていたり、髪や肌の質感も全然ちがいます。風景が格段に綺麗で今まで見えなかった所もよく見えます。これで上下を元のサイズにしてくれたら文句ないです。

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2016年2月 7日 (日)

テイル・オブ・ワンダー(放浪物語)

 もう随分と昔の事ですが、ラストが感動モノだから観てみろと兄貴が貸してくれたVHSのビデオで観た映画です。
 1983年、アレクサンドル・ミッタ監督による”ソ連/チェコスロヴァキア/ルーマニア”制作のファンタジー映画。
 それまでに見たロシア映画は、多分最初に観たロシア映画「石の花」、首都高だけが記憶に残っている「惑星ソラリス」、綺麗な女優さんだけが記憶に残っている「魔女伝説ヴィー」、黒澤明らしく前半かったるく後半面白い「デルス・ウザーラ」、そして名作「誓いの休暇」の五本だけでしたが、ソラリス以外は面白かったので、これも期待して観ました。
 結果、期待は裏切られませんでした。いや、期待以上の映画で、ラストシーンでは思わず「あっ!」と声が上がり、感動で鳥肌が立ってしまいました。
 コチラのサイト様に素晴らしい解説がありますので、内容はそちらで。
 で、ふと思い出してもう一度観たくなり検索してみました。最初はタイトルを「テイル・オブ・ファンタジー」と間違えて記憶していたので中々ヒットしませんでしたが、テイル・オブ・ワンダーで検索しても大した情報は得られません。メディアもAmazonで中古のVHSビデオが売られているだけでDVD化はされていないようです。中古のVHSは¥5000。うーん、買ってもいいけど、VHSのデッキは壊れて捨てちゃったし……、この為だけに新たに購入するのも何だかなー。手持ちのVHSビデオでもう一度観たいのは「キャプテン・ブーリーの大冒険 」だけだし。
 諦めかけていた時気がついたのは、この映画には四つのタイトルが有るという事でした。オリジナルロシア語のタイトル「Märchen einer Wanderung」と英語のタイトル「A TALE OF WANDERINGS」日本語のタイトル「テイル・オブ・ワンダー 放浪物語」、そして「The Story Of The Voyages」
 結果、原題で検索したら一発で動画サイトがヒットしました(^_^;)
 うーん、やっぱりいい映画です。一度聴いたら耳から離れない音楽も最高なのに「チコと鮫」といいコレといい、どうしてDVD化されないのか不思議です。そう思っているのは私を含めて少数派なのですかねー。この後観た「不思議惑星キン・ザ・ザ」とか「ウルフハウンド」はDVD化されているのに……。
ただねー、少女期のマルタは可愛らしいけど成長したら一気にオバさんになってしまったのがチョット残念ですね。弟を探すのにあれだけ苦労すれば宜なるかな、ですかね。しかし、ラストはそんな事を吹き飛ばしてしまうほど感動しました。

ネタバレ注意! 感動のラストシーン


関連動画リンク
テイル・オブ・ワンダー(英語字幕)/The Story Of The Voyages_1
テイル・オブ・ワンダー(英語字幕)/The Story Of The Voyages_2
テイル・オブ・ワンダー/Märchen einer Wanderung
テイル・オブ・ワンダー/サントラ盤(試聴可)
魔女伝説ヴィー(日本語字幕)/妖婆 死棺の呪い(魔女伝説ヴィー)
(やっぱり女優さん綺麗です)
誓いの休暇(英語字幕)/Баллада о солдате
(28分30秒辺りから登場する女の子が可憐)

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2015年2月19日 (木)

オーケストラ!

 遙か昔に置いてきた記憶を蘇らせてくれた映画です。



  昔々、当時住んでいた●●市に市民会館が出来、その「杮落とし」が新東京フィルの演奏会でした。演奏曲はチャイコフスキーのバイオリン協奏曲。指揮は朝比奈隆さん、ソリストは佐藤陽子さん。その演奏会に、ひょんな事から会社をやめて一緒に仕事をするようになったSさんに誘われました。Sさんが普段口ずさんでいるのは、当時すでに昔の歌だった岡晴夫の「あこがれのハワイ航路」や、アーサーキットの「ショージョージ」と、まるでクラシックとは縁の無い人だと思っていたので一寸驚きました。私の方も音楽は好きでしたが生の演奏会、それもクラシックの演奏会など初めてです。
 その日はジュリアーノ・ジェンマ似のSさんと二人で普段着ないスーツでバッチリ決めてコンサートホールへと出かけました。
 佐藤陽子さんの長い黒髪が弦に絡みつかないかと気になったのは置いておいて、生まれて初めての、そしておそらく最後のコンサートは、そりゃあもう凄かったです。男子寮に住んでいた頃、みんなであのアンプはいいとか、このスピーカーはいい音が出るとか、ダイナミックレンジがどうたらこうたらとよく話していましたが、コンサートホールで聴く生演奏の圧倒的な迫力にはとうてい敵わないことを知りました。
 アンコールはラデツキー行進曲。曲の途中からSさんがイキナリ手拍子を打ち始めてビックリしました。 え? Sさんまだ終わってないから拍手は早いよ。ところがこれはコンサートでのお約束だったのですね。Sさんに続いて全員が手拍子で演奏に加わります。嬉しそうな演奏者と楽しそうな観客とが一体になって、堅いだけだと思っていたクラシックコンサートが実は楽しいことを知りました。

 さて、そのチャイコフスキーのバイオリン協奏曲がメインテーマの映画です。
 目指すのは究極のハーモニー。
 内容はこちらで→オーケストラ!
 製作は2009年ですから、もう6年前の映画です。でも、今まで知りませんでした(^_^;)
 ネットを検索したら、あちこちで絶賛されています。特に最後のコンサートシーンは号泣必至です。が、取りあえずこの映画はコメディーです。私が好きな「地上最大の脱出作戦」とか「アメリカ上陸作戦」といったハリウッドのコメディーとは一寸違いますが、でも面白いキャラクターがたくさん出てきて楽しいです。ま、コメディーだから「30年のブランクがある演奏者がリハーサルなしに本番で演奏する」「ボリショイ交響楽団なりすましてパリへ行く」といった無茶な設定も許してもらえるし。それに、ネタバレになっちゃいますけど、リハーサルをやったらアンヌ=マリー・ジャケが何者か分かってしまい、ラストの感動が無くなります。
 前に観た「太秦ライムライト」も余計な台詞を入れず、映像だけで見せて感動のラストシーンに持って行ってくれました。この映画のラストシーンも余計な台詞はありません。30年のブランクがある上にリハもやっていないので当然グダグダの演奏で始まったコンサート。呆れ顔のジャケと観客。しかし、ジャケがバイオリンを奏で始めた瞬間他のメンバーはその音色で彼女が誰なのかを知ります。最初、観客の方を向いてつまり他のメンバーに背を向けて演奏していたジャケは、自分のバイオリンに反応して演奏が変わったメンバーの方に徐々に向きを変え、やがて向かい合って演奏します。この時、ジャケもメンバーの演奏を聴いて自分が何者かを知るのです。そして全員が30年前に成しえなかった究極のハーモニーに向かって昇っていきます。このシーンは役者さんの表情と音だけで表現されています。素晴らしい。これぞ映画。だから映画のタイトルは邦題の「オーケストラ!」ではなく原題の「Le Concert(コンサート)」の方がピッタリだと思います。今更ながら、お薦めです。

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2015年1月29日 (木)

太秦ライムライト

 内容は既にご存じでしょうが、まずはこちらの北米版予告編を。

 で、こちらがオリジナル予告編。



 北米版の方が見せ方は上手いですね。まるでアクション映画のようです。北米版の公式サイトも気合いが入ってます。これを見て、AmazonでDVDを予約するつもりがすっかり忘れ、発売日を過ぎてから買おうとしたら何と! 即日完売で品切れ中~。
 こうなると余計に観たくなってしまい、同じAmazonのインスタント・ビデオストアなるもので観てみました。標準画質での視聴が48時間で¥299です。
 劇場の大スクリーンではなく、PCモニターでの鑑賞ですがそれでも充分面白かったです。
 予告編と違い、本編は斬られ役者の生活を淡々と映し、セリフでの説明などが一切ない、映像と観客の想像力で観る、まさに私の好きな日本映画。私が好きなシーンは福本清三さん演じる主人公の香美山が一人で飯を作って食っているシーン。家族に関する説明は一切ありませんが、奥さんの若いときの写真が置いてあるだけで無駄な台詞がないのがイイです。イマドキの若い子は、昔はバナナが超高級果物だったって事、知らないんだろうなー。

 淡々と話が進んで、最後の最後に魅せてくれます。
 愛弟子さつきを相手に完全燃焼した香美山のラスト! このシーンで暗転して映画は終わります。まるで明日のジョーのようなラストのこの余韻がいい。

 ヒロインの子、可愛い顔なのに構えたときの目付きが鋭くて只者ではないと思ったら、武術太極拳ジュニアの世界チャンピオンだそうで、やはり只者ではありませんでした(^_^;)


 時代劇が好きな人にはお薦めです。
 ボブも齢取っちゃいましたけど、福本さんは「ラスト・サムライ」の時より更にカッコよくなられていて、こんな風に齢を取りたいと切実に感じました。

 相変わらずamazonでは品切れ中ですが、映像が綺麗だったので、Blu-ray Discが発売されるまで待ち。
 出ないかな?

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2014年12月14日 (日)

地獄島の要塞

 連休三日目。怠惰に過ごしています。

 先日購入したDVDの「脱出」を見終わりました。
 「脱出」の記事は→コチラ
 最初にこの映画を見たのは大昔、それもテレビの日曜洋画劇場(「日曜洋画劇場」放送作品全リスト様のデータによると放映日は1968年12月15日)で見たので、釣り船が出港するシーンとロイ・ジェームスのネスカフェCM以外、ストーリーはすっかり忘れていました。今見るとローレン・バコールが魅力的なのですが当時は子供だったから出演していた事すら覚えてなくて(^_^;)、おそらくは、海や船が大好きだったのでそれ以外のシーンは興味なかったんですね。ハンフリー・ボガートも吹き替えの久米明さんの声が好きだったから見ていた気もします。改めて見直してみると、この映画は、ローレン・バコールが出演していなかったら、面白さは半減していた気がします。彼女が出てこないシーンはツマラナイですから。
 銃撃シーンで床に伏せた時の

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 この台詞にはヤラれました。

 で、内容を忘れていたから新鮮な気持ちで見たかというとチョット違って、途中からアレ? コレって……と、話がこの本の内容と重なってしまいました。

Sinos

 何度読んだか覚えていない程の愛読書なのでボロボロになっています。生頼範義さんのカバーイラストも色あせてしまいました。この本の主人公と相棒、ヒロインの関係が似ているのです。
 地獄島の要塞の主人公ジャックは四十二歳の元英国海兵隊員で、今はサルベージ船の船長。その相棒モーガンは、昔は優秀な潜水夫、そしてある事情で今は酒浸り。で、ヒロインのサラは十九歳、ファッション雑誌から抜け出してきたような美人でしかも気丈。「脱出」のキャラクター設定と似てますよね。ローレン・バコールもこの映画に出る前はヴォーグ誌のモデルさんでしたから。サラは酒浸りのモーガンに優しい。スリムもハリーの飲んだくれ相棒エディーには優しく接する。
 この本は最初読んだ時に、年齢差が釣合わない気がしてサラが十九歳以上の年齢イメージしか浮かばなくて、己の想像力が貧困なのを嘆きましたが、「脱出」撮影時のボカート四十四歳、バコールは何と十九歳! 何の違和感もありませんから、自分が抱いていたイメージで良かったんですね。
 映画の方はこれからクライマックスか? というところで唐突に終わりますが、いいんです、これはローレン・バコールの映画ですから。

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2014年12月13日 (土)

脱出

 連休二日目。いいお天気です。
 アマゾンで購入したDVDが届きました。
 「脱出」
 ジョン・ブアマン監督作品('72)の方ではなく、ハワード・ホークス監督作品('44)の方です。前者は盲目の少年とのバンジョーとギターの掛け合いシーンしか覚えていません。

Dvd00044

 左側が「脱出」
 右はついでに購入した「ギャラクシー・クエスト」ですが、これジャケットは悲惨な出来だけど、ネットでの評判通り面白い映画でした。「脱出」のジャケットもいい出来とは言えません。どうせならUS版と同じにして欲しい。え? 下のUS版DVDは(The Big Sleep / Dark Passage / Key Largo / To Have and Have Not)の四作品収録で¥1780って安ぅぅぅぅうーい!

Jacket_us

 で、どうして「脱出」を買ったかと言うと、思い出だけで生きているこの歳になると不思議なことにズーーーーッと忘れていたモノが突然頭に浮かんで来たりするのです。
 今回頭に浮かんだのは古い映画のこのシーン。

Set_2

 これが、何という映画のシーンなのか気になって気になって、色々記憶を辿って行く内にこんなCMが頭に……。

 あ、これ大昔に「日曜洋画劇場」でよく見たCM。って事は「日曜洋画劇場」で見た映画か。だったら当時好きだったハンフリー・ボガートの映画? 「キー・ラーゴ」じゃなくて「カサブランカ」じゃなくて「潜行者」「黄金」でもないもう一本、何だ!?
 と、ネットでハンフリー・ボガートを検索してやっと分かりました。
 早速、ポチッと。

「ギャラクシー・クエスト」を先に見て、記事を書くのに上のシーンで一時停止してあります。さて、これからコーヒーでも淹れてゆっくりと続きを見ます。あ、ネスカフェね。

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2014年11月22日 (土)

海賊八幡船 その2

 前回の記事に書いた

 ちなみに、この映画はいろんなところで有料配信されていて、@niftyやGYAO!ストアでも視聴出来ます。有料ですから映像も綺麗だと思いますが……どうなんででしょう? ご覧になった方いらっしゃいますか?

 と言う事で、検索しても視聴された方の記事を見かけなかったので、自分で視聴してみました(^_^;)
 既にIDを持っているので利用したのは@niftyです。MSのSilverlightを使うのでいや~な予感がしたら、案の定6013エラーとかで映像を表示出来ません。
 こんな時は
C:\ProgramData\Microsoft\PlayReady内のファイルを全部削除して再起動。

 映像、綺麗です。
 色が綺麗だから雰囲気も違って見えます。上YouTube 下有料版

Ss

Sw

Ws

Ww

Atts

Attw

 ワイドになっていますが、なぜか上下が少しカットされていますね。しかもサイズが小さいです。通常版は論外、高画質版でも幅約620pix程度、これで月会費280円+税と1週間324円はチト高いのでは? レンタルDVDでさえ旧作なら7泊8日で100円ですから。リストを見ると、昔の東映アニメ(ガリバーの宇宙旅行、もう一回観たい)とか、滅多にお目にかかれない健さんの”ゴルゴ13”や”荒野の渡世人”、スティーブン・ソマーズの”グリード”、モーリン・オハラ見たさでディズニーの”罠にかかったパパとママ”などなど気になる作品はありますが、チョット考えちゃいますね~。
 取りあえず大川橋蔵がらみで、これ又むか~しテレビで観てラストを見損なってどうなったのかズッと気になっていた”風の武士”がリストにあったので観てみますか。ラストが小説とは違うらしいので。



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より以前の記事一覧