惨敗
登場する人物、団体名は仮名です
同期生、後輩、嫌な先輩の敬称は略してあります

初恋のひと 小川知子

 開け放たれた窓から入ってくる爽やかな初夏の風がレースのカーテンを揺らし、テーブルの上では木洩れ陽が飽きもせず行ったり来たりを繰り返す。手に持ったグラスの氷がカラリと音を立て、飲み干したコーラフロートをもう一杯注文した。
 これで、目の前に座っているのが可愛い女の子なら、シチュエーションとしては最高なのだが……。
「世の中広しと言えども、盆踊りで死にたくなっているのはワシらくらいのもんやろうな」
「ワシらじゃなくてワシでしょう? オレまで引きずり込まないで下さいよ」
「何を言っとる。お前とワシは一蓮托生、一心同体、同じ穴の狢やないか」
「なーんか、使い方間違ってる気がする」
「なあ、そんな事言わんと一緒に考えてくれや」

ごめんなさい! 時間がなくて「続く」です。

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